とうとう

とうとうこんなカテゴリを作ってしまいました。

昨日ね、あの、コンビニで一番安いパック酒を買ってきて

西原理恵子のマンガなぞを読みながら、飲んでおったのですよ。

そしたら、妙に楽しくなってきて。

うめぇ、なんで菊正宗こんなうめぇんだ!

うっひょーコップじゃなくてお猪口で飲んじゃおー。

骨董屋の親父は久谷だって言ってたけど絶対久谷じゃねーよなこれ。

とかってテンション上がって、やたら愉快な気持ちになって

いつの間にか眠っておりまして。

気が付いたら電気つけっぱなしの午前5時で、菊正宗からっぽでした。



そういうわけで。

安い酒っていうのはなんでこんなに愉快になるんでしょうね。

俺が貧乏だから、とか言ってしまえばそれまでなんですけど

それだけじゃないんですよね。

安い酒は、相手を選ばないんですよ。

場所も選ばない

飲み方も選ばない

何も望んでない。

いい酒の方がうまいし、翌日に残らないのだけれど

いい酒って、ダウナーなんですよね。気持ちが落ち着くというか。

安酒は愉快になる。

というか、愉快になるような飲み方ができるんだ。

高級なものっていうのは、「うーん、ぼんそわーれ」とか言いながら味わったり評価したりしなきゃいけない。

高級な酒を安酒みたいに飲むのはただのバカです。

成り上がりの自己欺瞞です。許しがたいカッコつけです。

友達と、あるいはひとり安酒を飲んで愉快になって

高級な酒を飲んで女を口説く。

これこそが酒の道なり。