第74回東京優駿(2)
日本ダービーのことを、
今日も考えています。
ダービーはね、特別なレースなんですよ。
いま現役で、ダービーを獲ったことのある騎手は、
5人しかいません。
安藤勝巳
です。
なぜこんなに少ないかというと、
武豊が空気を読まず、4回もダービーを獲っているからです。
明らかに空気を読めていませんが、
空気を読むようでは、ダービーは獲れないのですね。
さて、
今年は誰がダービーを獲るか、と騎手で考えたとき、
僕は
松岡正海騎手が浮かびます。
「正海はいいね」とかなんとか言っているとか。
彼は、
凄いです。
5月13日、ヴィクトリアマイル(G1)
12番人気、コイウタに騎乗の彼は、
「今日は勝つから、見に来て」
と、両親を競馬場に呼んでいました。
見事な空気の読めなさです。
結果。
彼は見事ヴィクトリアマイルを制し、初のG1タイトルを手にしました。やったね!
そんな松岡騎手なら、ダービーを獲っても
「まあ、正海ちゃんならしょうがないなぁー」
と、思えます。
これが、横山典弘騎手とかだと、関東リーディングジョッキーであるにも関わらず、
「えー?! ヨコノリが?!」
と、言ってしまいそうです。
ダービーは、特別なレースです。
騎手のイメージで馬券を買ったら、意外と当るかもしれません。